世界各地で再生可能エネルギーの導入が進んでおり、そのなかで特に需要が高いのが太陽光発電です。太陽の光をソーラーパネルが受け止めることで電気を生み出し、その際に二酸化炭素といった温室効果ガスを一切排出しないのが魅力といえるでしょう。日本各地にメガソーラーが設置され、一般家庭でも戸建てやマンションの屋上・屋根にソーラーパネルが取り付けられるようになりました。このソーラーパネルは一枚当たり約80kgもの重量になり、大型のものになると200kg以上となります。

周辺に障害物がない場所に設置をしないといけないため、常に風にさらされるスタイルとなります。しっかりと固定をしておかないと飛ばされる恐れがありますが、その固定に使用されているのがケーブルタイです。簡単に太陽光発電装置向けの専用ケーブルタイの概要を解説していきましょう。一般的な呼び名は結束バンドで、多くの方が一度は目にして活用をされているものと同じです。

一度締め付けると決して外れることがないという特性を有しており、ソーラーパネル用専用ケーブルタイも同じ仕組みです。ただし専用ケーブルタイの場合は、素材がステンレス性で1本につき最大100kgの耐久性を有しています。雨にさらされても決して錆びることもなく、これを複数本使用して地面や屋根の土台に付けて固定をします。バンドだけでなく、さらにナットとボルトで固定もするので決して外れることのないものです。