テレビやパソコン、電話などの家電はどこの家庭にも備わっているものでしょう。1980年代以降、家庭用家電の数は増加をしており、10個以上のアイテムが1つの室内に置かれているのも珍しくはありません。多くの電化製品はあるということは、その数だけケーブルもあるということです。2本程度であればさほど問題にはなりませんが、10本以上をそのままの状態にしておくのは好ましくはないでしょう。

こういうときは、配線ダクトを活用して綺麗に片付けるのが賢明です。配線ダクトは今では家庭用設備としても確立をされており、新築の建売住宅やマンションでも標準搭載をされています。配線ダクトと一言に言っても、色んな種類のもので構成されているのをご存知でしょうか。そのなかのひとつがタッチアップ式というものです。

ここで簡単に、タッチアップ式の概要と活躍している場所を解説をしていきましょう。通常の配線ダクトは壁や床に取り付けて、固定をして使用します。ところがタッチアップ式の場合はその限りではなく、360度の範囲で駆動をするのがポイントです。この配線ダクトが活躍している現場は、生産工場です。

例えば自動車工場だと、電気ドリルなどを使って組み立て作業をしなくてはいけません。同じ場所で作業をするわけではないため、自由に動かせるようになっていないといけないわけです。そこで駆動範囲が大きいタッチアップ式のダクトが使われているというわけです。