テレビの裏の配線や、ごちゃごちゃしがちなケーブル類をすっきりさせたいときに便利な結束バンドは結束させるのが簡単で、誰でも手軽に使用することが出来るアイテムです。プロの建築現場でも用いられていますが、一般的な家庭で使用されることも多い身近なアイテムです。結束バンドを結束させるには、細長い帯状の一端をその反対側に付いているヘッドに通しておこないます。ヘッドにバンドを正しい方向から入れると、適度なところで留めることができるようになっているので好みによって留める場所は決めることが可能です。

しかし入れる方向が間違っていた場合には、留めることができません。結束バンドを結束させる際には、方向を確認してからバンドの一端をヘッドに差し込むことが大切です。ヘッドの中には小さな爪があり、バンドには細かい凹凸が付いています。これらが噛み合うことでバンドが抜けなくなる仕組みになっています。

バンドは一方の方向には動かすことができますが、反対の方向には動かすことが出来ないのが特徴です。結束バンドを結束する際、緩めに留めておくことはもちろん可能です。例えばゆとりを持ってケーブルを纏めたいという場合には、あまり引き締めずに途中で留めればよいでしょう。しかし一度固く締めてしまったのを、後から緩めるということは出来ないため注意が必要です。

もし失敗してうっかり固く締めてしまったバンドを緩くしたいのなら、一度切って再び未使用のバンドを使用しなくてはなりません。